シリコンバレーのデータサイエンティストが秘密兵器として使っているRプログラミング言語を教えます。Rは統計のためのプログラミング言語ですので、様々な解析処理を数行のプログラムを書くことによって実行できますし、複雑な解析も自動化できます。エクセルのファイルやデータベースなどの様々なデータソースからデータを読み込むことが可能で、グラフ化などの処理も非常に優れています。
Rプログラミングを修得することは、データサイエンティストへのキャリアアップを考えている方にとって良い第一歩です。データサイエンティストの基本スキルである、プログラミング、統計学、コミュニケーションを3つとも体系的に学べるためです。また、日々エクセルなどで反復処理が多い方にとっても、Rプログラミングを修得すると、反復作業を自動化し大幅に時間短縮できるというメリットがあります。
普段はエクセルで行なっているような単純計算、集計、グラフ化などの作業を自動化できることもRの大きな強みです。プログラムでそうした作業を書くことにより、反復作業が自動化でき大幅な時間短縮が可能になります。
ゼロからRとその開発環境であるRStudioをインストールするところから始まり、基本的なコンセプトを説明しながらハンズオンで進めていきます。また、練習のためにいくつかの演習課題も準備しています。約4週間でRプログラミングを使いこなし、今までエクセルなどで行なっていた計算や図式化をRで自動化できるスキルを身に付けてもらいます。第4週では、サンプルプログラムとして、大量のエクセルデータを一括で読み込めるRコードのプログラムを提供します。
講師
パロアルトインサイトで数多くのクライアント企業のデータ分析・モデル開発などを助言。アップル本社ではSiriのデータサイエンティストとして毎週作成される分析レポートを完全に自動化し、週単位で約20時間の作業時間を削減。Rでのデータ読み込み、解析、図表作成、モデル作成を熟知。Rの超人気パッケージのdplyrのオープンソースコントリビュータ。ハーバードビジネススクールでMBA取得、慶應義塾大学環境情報学部卒。